実際にFXを始めるとなると、最初に必要なのはFX口座です。これがなければ取引に参加する事はできませんね。日本国内のFX業者での、一般的な口座開設の流れを紹介します。
FX口座の開設は、今はオンライン完結型の業者が多くなってきました。ですから口座開設に必要なものが揃ってさえいれば、申込みに必要な時間は10分から20分程度、実際に取引可能になるのは早くて翌日、時間がかかる業者であっても、1週間もあれば取引が始められます。
FX口座を開く前に用意しておくものは、身分証明書と自分名義の銀行口座、そして取引に必要なお金です。銀行口座はネットバンクの方が有利です。ほとんどの業者がネットバンクからの入出金は無料になっているからです。
それでは一般的なオンライン型の申し込み方法を見ていきましょう。どのFX業者も、口座開設のための申請フォームが用意されています。このフォームに入力する前に、事前にFX取引におけるリスクや業者の取引方法を読んでそれに同意します。ちなみに同意した人でなければフォームに入力できないようになっています。そしてこのフォームに、必要事項を書き込んでいき、選択していきます。通常はこのフォームで申請をし、後に身分証明書の提出方法がメールで送られてきます。数は少ないですが、申請フォームで直接身分証明書を添付できるところもあります。身分証明書の提示も、最近はオンラインで行えることが多くなりました。デジカメで撮影したり、スキャナで読み込んだりして、その業者の指定する方法で身分証明書を提出します。オンライン提出の場合は、メール添付で送信するか、業者指定のサーバにアップロードすることになります。
そして申請した内容と、送った身分証明書をもとにFX業者が、口座開設の審査を行います。といっても特に厳しい審査ではなく、普通に仕事をしている、定期的な収入のある人ならまず落ちることはありません。仮に無職であれば、資産がない人の場合は、口座開設は難しいでしょう。というよりも、収入も資産もなければそもそも投資は不可能ですけれど。
無事審査が通れば、メールでお知らせがあり、同時に取引口座のIDとパスワードが郵便で送られてきます。そしてFX業者の取引口座にログインし、取引に必要なお金を入金すれば、すぐにでもFX取引が開始できます。
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